おじゃるの“Photo Retouch”

第一回
レタッチの程度

まず気になるのが、スキャニングのオリジナルからどの程度のレタッチを掛けているのかでしょう。 そこで、今までで一番レタッチが難しかった97東モ三菱の赤/黄グラデーション写真を例に、 ちょっとトライしてみました。

(左)スキャニング直後のオリジナル画像
(中)97年11月頃のレタッチ(東モ写真館にて現在も公開中)
(右)現在(99年)のレタッチ(2年近く経つと趣向もだいぶ変わってきてます)

その1

その2

その3

オリジナルは、スキャナーの性格上、赤い衣装だと顔を緑傾向にしてしまいます。 撮影当初のレタッチ(中)は、緑を抑えようとはしたみたいですが、今見るとぜんぜんなってません。 それとシャドー部(髪の毛とか)を明るくしようという意識が強かったみたいです。 最近は、シャドー部の緑をなるべく抑えるようにしていますが、それでも取りきれていないのが実情です。

その3は、実は上のナレータ陣の衣装と素材が微妙に違っていて、どうしてもスキャン時から赤がつぶれてしまいました。 こうなるとレタッチのしようもないって感じです。

画像のシャープさは、昔に比べて最近は抑えていることが分かると思います。


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